top of page

医療

 

バブソン学生向け健康保険(Blue cross Blue shield, student Blue)は、入学手続きと併行して加入できますので、詳細は合格通知受領後に学校から来るメール等をご参考ください。こちらでは、配偶者保険、Primary Careの選定について取り上げます。特に医療関係は入学時のオリエンテーション期間にもBabson Family Clubから配偶者向けのオリエンテーションが開催されるので、英語がわからない方でもなるべく参加することをお勧めします。

【病院】

アメリカの医療制度は非常に複雑であり、基本は治療前にPrimary Care(ホームドクター)を決めないといけません(簡易治療や緊急の場合はArgent Care等も利用可能だが、そこでもPrimary Careを決めなさいと言われる)。しかしながら、各ドクターが持てる患者数には制限があり、Availableになっている医師かどうかは事前にHP等で確認が必要です。

ホームドクターの診断書の提示を求めるPreschoolもあり、こどもの定期検診や入学手続きには不可欠なケースが多いので、渡米後は早めにPrimary Careを決めておくと良いでしょう。

日本人医師が在籍する医療機関が人気ですが、ネットワーク内の医療機関には全て同時通訳を備えている病院(Harvard Vanguardなど)であれば特にコミュニケーションに問題はありません。

【配偶者保険】

Babsonは学生向けの保険は提供していますが、配偶者向けの保険は提供していません。大半の方は東京海上や三井住友海上が提供する海外旅行保険に加入していますが、これらの保険はあくまで怪我や事故に対する保険であり、妊娠や”自己都合の”歯科治療など、自発的な治療には対応していないケースが一般的です。よって、必要な方はF-2ビザ向けの保険を各自で手配する必要があります。

マサチューセッツ州では民間の保険であっても全てMassachusetts Health Connectorを通じて申込、契約をしなければならないというルールがあります。 Massachusetts Health Connector : https://www.mahealthconnector.org/

(申し込み時期)

いつでも加入できるわけではなく、毎年11月1日から1月下旬(2018年度の場合は19/1/23)に限定されています。留学生は上記に加え、「アメリカ入国後60日以内」であれば申し込みが可能です。上記タイミングを逃すと、基本は次の11月まで保険の申し込みはできません。ただし、Declineされたケースでも何らかの理由でAppealできる場合は、Waiver formをMA州のOffice of Patient protectionに提出すると、例外的に認められるケースがあります。

 

(保険用語、種類)

アメリカの保険は複雑すぎて、正直専門家でない限り詳細は把握できないケースが多いです。見積もり治療費を前もって知りたい場合は、保険証をもって医療機関に事前に確認することをお勧めします。特に歯科治療は高額です(後に法外な請求が来るパターンもあります)。

■Deductible

自己負担となる免責額。例えば$5,000の治療費が発生した場合、個人で$1,000を負担し、残りの4,000は保険会社が負担する。

■Copayment

治療サービスを受けるごとに支払う費用

■Coinsurance

Deductible 金額を超えた後に自身が支払う割合。例えばCoinsurance が25%の場合、Deductibleを超えた金額の25%を自己負担、残りを保険会社が負担する。他にも細かい条件があるケースが多く、一概にこの定義にはならないので、必ず加入前に詳細は確認すること。

■Out of pocket cost

自己負担の限度額。Deductible、Coinsurance等で負担した金額がこの額に達すると、残りの費用は保険会社でカバーされるというもの。 

■PPO

ネットワーク内の医療機、医者であれば、ホームドクターの紹介なしでも訪問が可能。Babsonの学生保険はこれにあたる。

■HMO

指定ネットワーク内からPrimary Care(ホームドクター)を決め、ホームドクターを通して医者を紹介してもらう。診察時は必ず最初にホームドクターに通知又は診てもらう。

(お勧めの民間保険)

マサチューセッツ州であれば、Blue Cross Blue Shield(Babsonの学生保険もこれ)、Harvard Pilgrim Health Care、Tufts Health Planのいずれかに加入していれば、概ねの病院はカバーできます。

(指定医療機関)

アメリカでは病院毎に適用できる保険が異なっており、加入前に保険会社のページで、当該保険がカバーする医療機関をチェックできるようになっているので、必ず保険とPrimary Careの病院はセットで考えましょう。但し、PMOの場合は考慮は不要。

【出産】

アメリカの保険は妊娠後も加入できるプランが多いので、渡米前に手配できていなくても、そこまで心配はいりません。妊娠の目途がついたら、前述の手順に従って保険契約を進めましょう。多くの場合、病院毎に「妊娠〇週目から〇週目まで」といった具合に受け入れ期間が決まっており、その期間外では登録できないパターンが多いです。(とはいえ、どの病院も受け入れてくれない、というケースはないと思いますが)。妊娠の予定がわかっている場合は早めに医療機関のリサーチを始めましょう。

bottom of page